高校生の指導
学習計画
トップページでは学習計画の入口までご案内しました。入口を入ると志望大学へのコースが3つあります。まず「東大」への道です。東大が受験生に求める学力、それは圧倒的な語学力、世界で通用する「英語力」を求めています。二次試験の東大入試、その特徴は他大学では考えられないくらいの問題の質及び量が圧倒的、つまりレベルが高いことです。よって合格者最低点は医学部を除きほぼ半分程度なのです。これが東大入試の大きな特徴です。そこで「対策」は?文系は理科を除く4教科、理系は社会を除く4教科でそれぞれ半分の得点で合格なのですが、ここで大きな問題点があるのです。
文系理系とも数学で半分得点するのがとても難しいという現実があるのです。そこで他の3教科で不足分を補う必要があるのですが各教科とも文系では社会国語英語、理系は理科国語英語この3教科も半分得点するのは東大受験生のレベルでも簡単ではありません。
ではどうすればよいのか?東大受験を突破し合格するための「解答」を解説します。文系では社会と国語、理系では理科と国語で数学の不足分をカバーする、これは可能ではありますが相当時間をかけての対策となり英語が心配になりますので現実的ではありません。そうです、英語です。この教科の特徴は対策などありません。真の英語力、聞く・話す・読む・書く、この力がしっかりしていれば英語で8割9割得点が可能なのです。他の2教科の不足分までカバーすることも可能、東大入試は英語ができる受験生にとってはとても有利な試験となっているのです。
一方の京都大学、こちらも東大入試同様文系理系とも4教科入試で東大入試の対策がそのまま生かせるので、英語が東大入試のレベルまで到達しなかった場合の選択として考えることができます。文系でも数学ができる生徒にとっては有利な問題のレベルです。ただし英語の問題では語彙のレベルが8千語9千語レベルまで要求されますのでその対策は必要です。また医学部入試については医学部受験の項目で解説します。
定期試験
高校で入会のSKC会員にとって定期試験は最初の「難関」となるのです。1年後2年後に大きく成績を伸ばすための「試金石」になります。高校で指導開始の会員はゴールまでの期間が1年2年と短い、短期間で成績を急上昇させなければ間に合いません。そのための大きな関門が定期試験、入会前の定期試験への考え方を大きく変える必要があります。「意識改革」これが入会後の最大のテーマ、指導をしっかりと受け止め、それを一つ一つ頭の中で整理し再現・実行、これが確認できれば確かに「合格への階段」を昇り始めたと評価してもらえます。確実に1年後2年後には大きく前進しています。あとは間に合うかどうか、時間との勝負になるのです。
ではSKCの高校生会員の「定期試験対策」を説明します。入口の看板には意識改革の第一歩となる言葉が書いてあります。「点数を追わない」わかりやすく言えば、対策はするが点数は気にするな!ということです。受験科目の5教科それぞれについて明確な対応策が示されています。つまり定期試験対策では受験に向けてそれぞれの教科で最も効果的な対策がありそれを指導します。出口の看板は「力がつけば点数はついてくる」です。
まず5教科を大きく2つのグループに分けます。しっかり対策する教科と直前の対策はしない教科に分けます。対策はしない、これは日々取り組んでいるのでその成果を確認するだけ、直前の対策はしないで試験は「実力」で受けることを意味しています。数学と英語です。SKCの数学指導では一番信頼感のある「チャート式」を使用します。県内の進学校でも使っていますが学校で指定されるのは青チャート、SKCでも指定のテキストですが1つ問題があります。青チャートが効果的に使えるレベルは校内50番以内、SKCの指導では青の下の黄チャートから始めます。教科書と青チャートの中間のイメージで50番から平均点くらいの生徒にとってはとても効果があるのです。紙面の関係で少しだけですがSKCの数学指導を紹介します。
高校生新会員は数学が短期間で大きく前進します。理由は?一番は朝食前の忙しい時間に平日は30分から最大60分取り組みます。ここで効果を発揮するのがSKCで指導する「高速学習」です。わからない問題はすぐ答を見ないで考える、遅い学習です。黄チャートから始めますが対象となる問題は「例題」です。青も同様ですが最初は解かない!ここが高速学習の一番のポイント、始める前に既習範囲の例題を1題ずつ確認し「解ける・解けない・心配」この3つのグループに分ける作業をします。朝学習の対象は「心配」の問題のみ、手が止まったら次の問題です。パスした問題は帰宅後に解答を読んで理解・・・当然解ける問題は消去です。
定期試験対策は国語が主役1に古典2に古典3が現代文4と5が理科・社会です。古典の対策は英語と違い同じ日本語、定期試験対策がそのまま受験の学力として身についていくのでとても価値があるのです。ここが英語との大きな違いです。英語の対策で英文に対応する「日本語訳」を暗記すれば高得点が可能ですが全く学力にならないのは自明のこと、これは理解できるでしょう。
SKC会員は古典には最大限時間をかけて取り組みます。成功した会員は入会後最初の試験で例外なく「結果」を出しています。現代文も定期試験に向けての対策が本番の現代文対策に効果があるので意識して取り組むのですが、現代文でのトップは無理なので校内で20番くらいを目標にします。それに対して古典は全員が高校で同時スタートの教科なので、しっかり対策をすれば校内トップは十分可能なのです。古典で学年トップ達成、その代表は田村弘治君、入会前が校内170番、入会直後の期末試験では2番、次の2学期中間で学年トップを達成です。また高2春に入会の長野高の近藤駿成君、入会前の120番が8番です。高2から指導開始なので高1生よりも上位との差が大きくなっていて1ケタは簡単ではないのです。入会は高1の3月、入会直前、1月の進研模試の成績は英語43位、数学66位、国語は177位、残り2年ではとても現役では間に合う気がしません。しかし幼いころに父親を病で失い小さいころからの将来は医師になるという強い意志があり、3月の入会以来猛烈にダッシュ!4か月後の7月実施の高2第1回進研模試では英語はまだ「単語レベル」の学習段階なので、校内順位は大きく下がり128位でしたが数学は校内280人中5位と大きく前進、また不得意の国語は古典を強化して56位まで前進させました。高校で入会の会員の指導では一番結果の出やすい数学古典で結果を出し勢いをつけたのです。近藤君、見事にSKCの指導を「表現」してくれました。当時の一次試験のセンター試験では86%で、あと一歩及ばず現役合格はなりませんでしたが、1年後は92%で余裕の合格でした。入会後、最初の定期試験で8番には感動しました。本人も感動!でしょう。初志貫徹!!拍手・・・
新会員の感想
SKCの指導では指導終了後「レポート」を書いてもらいます。会員が指導をどのように受け止め、そして指導を正しく理解できているか、次の指導で確認するためです。また、前回の指導を確認することでスムーズに指導を始めることができるのです。毎回指導後にはレポート用紙1ページにまとめて当日送信です。指導では文章の書き方の指導としても使いますので、特に医学部受験で求められる「小論文」対策にもなります。ここでは医学部志望の高1生新会員の第1回指導後のレポートを紹介します。典型的な高1生の学習パターンが再現されている一文です。第1回の指導ではご両親に、どちらか一方でもよいのですが同席してもらいます。中学生の場合は指導に慣れるまで同席は続きます。ご両親に指導をしっかり理解してもらいサポートいただくという意味もあるのです。中学生も指導レポートを書きます。
橋本先生との面談と今回の第1回指導を受けて、東大や医学部に受かっていったSKCの先輩たちは、中学の頃からずっと頭が良いような人ばかりではなく、やり方を変えてSKCの学習法を身につけていった先輩であるということを、改めて理解することができた。今まで私は中学校三年間学校で習った学習法で勉強してきた。自分では定期考査のために多くの時間を費やし高得点を取れるように頑張ってきたつもりだったが思い通りの結果を得ることができなかった。さらに模試は定期考査よりも順位が低かったりと学力がついていないのが凄くよくわかった。これは、やはり私は今まで定期考査で良い順位を取るための直前につめこむといった暗記学習だったように思う。このまま、今のスタイルを続けていけば学力を伸ばすことはできないということが分かった。今日のSKCの学習法のやり方をお聞きして、今まで自分は数学の解法をマスターしようという考えは全くと言っていい程、無かった。また数学ができないのは、昔からだと開き直ってしまうことも多々あった。でも数学はセンター試験、二次試験でもあり、点が取れなければ話にならない。また数学において「手を動かす学習」というものを初めて理解することができた。毎朝5題、週末は15題のチャートをやり切るのは簡単なことではないと思うが、全ては二年半後の自分のためだと思って諦めずに毎日コツコツやっていきたい。古典は今まで勉強してきた中で予習に多くの時間がかかっていた。でも模試ではほとんど正確に内容をつかむことはできなかった。センター試験の100点分である古文漢文はとても大切で満点に近い点数をとらなければならないということも分かった。これからは×××を使いこなしながら、早めに予習をしていきたいと思う。SKCの契約は半年、結果が出なければ打ち切られるという厳しさもある。今までの自分は自分に甘かった部分があったと思う。受験までの時間は、どんどん少なくなっている。期限が決まっている中でどれだけ自分に学力が身についたかが勝負だ。大きな夢を実現するためにも、SKC橋本先生を信頼し、一から頑張りたい。よろしくお願いします。
初回指導では
高校生の指導は、主要3教科の毎日の学習の確認から始まります。当然ながら多くの無駄を指摘されます。よいと思ってやっていることが無駄!と言われるわけですからショックが大きいのです。よってその理由をわかりやすく説明します。すると表情は一気に明るくなります。今気づいてよかった、ということです。「定期試験」のページで書きましたが入会後短期間で指導効果が表れる「古典と数学」まずこの2教科から指導が始まります。
SKC入会の高校生会員は、頑張っているがなかなか結果が出ない、効率の悪い学習が主な原因、一番わかりやすい教科が古典です。SKCの指導では頭を使って学習することを教わります。多くの高校生は教師の言いなりにやっています。頭を使っていないのです。古典の予習では教科書本文を4行おきに書き行間に「現代語訳」を書くように説明されます。とても時間がかかりますがやってないと授業で訳を求められたときに困る、SKCの指導では「時間の無駄」と言われます。ではどうすれば?頭を使いなさい!ということです。どの教科でも必ず学習の終着点ゴールがあります。SKC会員はそれを考えて学習します。ほとんどの高校生は考えていません。古典の学習のゴールは何でしょうか?とても簡単、今日の授業で扱う古文の「現代語訳」が出来ること、授業で訳を求められますので本文が訳せる状態で授業を受ける準備が出来ていればノートは必要なし、テストでも困らない、SKCの会員が日々実践していることです。問題はどのようにすれば高速でその準備ができるか、それは「企業秘密」新会員のレポートの×××の部分、これは指導で教わります。そうなんだ!SKC会員は次の定期試験が楽しみになります。学年トップ・・・
先輩からのメッセージ
この先輩からのメッセージは令和2年第7号会員ニュースで紹介しました。書いてくれた先輩は平成26年入試で松本深志高から一般受験で信州大学医学部医学科に現役合格した川上陽也君です。高1の夏休み前の7月入会で部活(バスケ部)との両立を貫いての合格です。東大入試と比較して二次試験の負担が軽いので部活との両立が可能だったのです。前期試験ではあと一歩、余裕はありませんでした。後期試験での合格です。
今年も残すところ2週間余り年初には想像もできなかった大変な1年になりました。実は春4月第3号ニュースでも紹介しましたが、この未曽有の年に信州大学を卒業し研修医として県内の医療機関で社会人1年目を迎えた川上先輩からSKC会員また長野県内の医学部志望の中学生高校生に向けたメッセージを書いてもらっていたのですが、この状況の中でなかなか公表するタイミングがなく12月になってしまいました(中略)昨日は県内の公立中高一貫校の中学入試の合格発表がありました。翌日の信濃毎日新聞の社会面では、毎年必ず発表掲示板の写真と共に合格者のインタビュー記事が掲載されます。毎年、お決まりのように「将来医師を目指しています。入学したら理科数学を頑張りたい」医学部志望の児童のコメントが載ります。ところが今年は(中略)難関大学受験をイージして入学するのですが6年後こんなはずではなかった・・・今春1期生が卒業した諏訪清陵高校は信州大学医学部医学科1名、同じく中高一貫校の屋代高校も1名です。以下川上先輩のメッセージ全文を掲載します。会員は先輩からのメッセージをしっかり受け止めて新しい年を迎えましょう。
SKCには高校一年生の夏から卒業までお世話になりました。SKC会員は医学部志望者が多いので、私の経験から医学部受験での国語、英語の重要性について書いていきます。医学部に行くためには必ず高得点が必要となるセンター試験、今は入試制度が変わって呼び方も変わっていると思いますが、いわゆる一次の共通試験は「点を取る」試験ではなく「点を落とさない」試験となっています。理数で400点、国社英で500点なので理科数学が完璧でも一次試験においては半分の点数にもならないのです。そのため圧倒的な理数の力というよりも満遍なく点数を取る力が必要となります。しかし医学部と言えば理数という固定観念が何となく存在しているため多くの生徒は国英を疎かにしてしまっているのです。
文系科目の重要性は医学部合格後も感じることが多々あります。医学部では膨大な量の知識を暗記しなければならなかったり、文脈に応じて人とうまくコミュニケーションをとったりしなければなりません。また、最新の医学知識を学ぶときには英語の論文を読む必要があります。これらはすべて文系寄りの能力です。もちろん、理数はそんなにやらなくてもよいということではありませんが、国語英語は一朝一夕で身につくものではないので、高校から頑張ろうと思っても間に合わないのです。中学数学と高校数学はまったく別物ですが、国語・英語は中学と高校でつながっています。中学生の早い段階で国語・英語に力を入れることによって、高校では理数中心に学習を進めることができ、医学部合格に近付くのだということを実感しました。
医学部を目指す方には上記のような事実を知ったうえで、どのような勉強をしていくのが効率的なのか考えながら学習を進めていただきたいと思います。医学部に行きたいけれど理数が苦手、という方も諦める必要はありません。大切なのは諦めず、自分で考えて学ぶということです。
会員の皆さんは橋本先生から聞いて理解できていると思いますが、多くの医学部志望者は勘違いしています。まずは国語と英語の学習から見直してほしいと思います。私が学んだ信州大学には首都圏中京圏出身の学生がとても多いので、もっと県内出身者には一般受験でも頑張って突破してほしいです。県内出身の医師が増えていくことを祈っています。
以上川上先輩からの力強いをメッセージを読み、SKCでは医学部志望者には信州大医学部の一般受験での突破を目標に指導していくつもりです。無論、横浜・千葉、東北・名古屋への挑戦も大歓迎、夢は大きく!!です。そして、この第7号ニュースでは川上先輩のメッセージを紹介した後で次の一文を書いています。
また5月末には千葉県内の医療機関の封筒が事務所宛に届きました。差出人は北村祐司、懐かしい名前です。手紙と共に病院での業務以外に「こどもにやさしい医療研究会」という活動を主宰されていて、全国で講演されている資料も同封してありました。資料に目を通し精力的に日々活動されている姿をイメージし、とてもうれしく思いました。新人医師の川上先輩には平成14年に医師として歩みを始めた北村先輩のキャリアからいろいろ学んでほしいと思い早速知らせました。北村先輩も3人で会うことを快諾してくれましたので、コロナが終息いや終息は無理なので収束したら、ということになりました。そして、北村先輩にも「メッセージ」を書いてもらいました。交流の広場:そして今は
私は千葉県にある病院に勤務する麻酔科医です。SKCの指導を受けたのは25年も前のことになります。会員ニュースを読み、大学医学部受験を取り巻く環境や制度が私の受験時代と比べるとずいぶん変化していることを知りました。それでも当時からSKCの指導方針の根幹が揺るがないのは、真に学ぶことを教えているからだと思います。今回あえて私のような古い医学部受験経験者が皆さんに送ることができるメッセージは、他人と異なることを恐れずに挑戦し、夢を叶えてほしいということに尽きます。中学生でSKCの指導に出会えた人は幸運だと思います。私は高校2年の秋でした。現役合格も志望していた千葉大学合格も果たすことはできませんでしたが、富山で最高の大学生活を送りました。SKCの指導で最後の最後まで挑戦できたことには感謝しかありません。卒後は千葉大学で麻酔科医となり小児麻酔科医としてカナダでも仕事をしました。そして今も挑戦しつづけています。高校生になって将来医師となりたいと考える人も多いでしょう。目標と決めたなら、そのときからできる最大をやることが、その人にとっての医学部への一番の近道です。信大医学部は私たち長野県民が誇る素晴らしい大学学部だと思います。でも、医学を志す皆さんには、県や国の枠を超えて多くのことを経験し、自分の可能性を存分にふくらませて欲しいです。医学・医療はその価値のある、素晴らしく興味深い学問であり仕事であることを約束します。まずは夢のスタートラインに立ち、挑戦しつづけてください。