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27年入試情報
医学部入試の問題点
医学部受験、それは東大入試と異なり中学時代特別なことをしていなくても、高校入学後早い段階で医学部入試の実態を把握し対策を取れば決して難しいことではない、26年信大医学部に現役合格した深志高の川上君が後輩会員へのメッセージの中で書いています。しかし近年の長野県内の医学部現役合格の状況を見ると本当に深刻です。26年10月の募集広告の中で取り上げましたが長野県内の合格者は私立2校の推薦合格者4名を加えても全体で23名、その内信州大の推薦合格者15名を除くと現役合格はわずか8名なのです。長野高校と深志高校を検証してみます。26年の現役合格は長野3名深志9名、27年は長野4名深志5名これが現実なのです。国立医学部入試、センター試験9割得点獲得で合格です。センター試験は教科書レベル、校内上位50番は当然9割得点・・・しかし実際に9割得点できるのは東大京大志望者を除けば、長野高深志高それぞれ10名以下、生徒に問題があるのでしょうか。信州大医学部の推薦入試枠は各校4名、今年はセンター試験83%で合格していますが校内推薦を獲得した生徒が長野高2名・深志高で1名落ちています。センター試験で83%が取れなかった生徒が長野深志で校内推薦を獲得しているのです。それは何を意味しているのでしょうか?3年間定期試験を頑張って校内推薦を獲得しても、センター試験で83%得点できる学力が身についていなかったということです。長野高校が深刻、県内トップ校で推薦を獲得した「勝者」が26年は3名、27年は2名が落ちている、定期試験で成績上位の校内推薦獲得者が毎年2名3名が受かっていないとはどういうことでしょうか。定期試験を頑張ったのにねェ・・・同情です!振り返れば中学からの6年間の定期試験、特に長野高では最低30名は申請している・・・3年間の熾烈な「推薦獲得競争」で疲れたのでしょうか?平成26年春入学者から浪人生の推薦枠が5名できたのです。枠が追加されたのではありません。推薦入試制度が始まって以来10年、推測ですが現役生の合格最低点の低い状態が続いたのでしょう。現役高校生の推薦枠20名から5名が浪人生枠となり現役生の枠は15名、より一層厳しい状況になりました。ご案内:過去の折り込み広告
26年は信州大学の推薦入試合格者15名を除くと現役生の一般受験合格者は全県でわずか8名、それは17年4月入学者に始まった「地域枠制度」にあるとSKCでは考えています。この県内高校生優遇の制度が弊害となっている、校内推薦を取れば今年の場合センター試験83%で合格、二次試験はありません。一般入試に比べれば何と楽なことでしょう・・・当然医学部志望者は校内推薦を狙います。しかしそれは定期試験を頑張らなければならないことを意味している、長野深志では各学年70人80人の医学部志望者がいます。大半は中学時代定期試験450点以上の生徒たちです。その中で4名の推薦枠を獲得するのは容易ではありません。長野高では年9回、推薦課題もすべて試験範囲、生徒たちはその定期対策に追われあっという間に1年2年と過ぎていく、範囲指定の定期試験なので「暗記したもの勝ち」真の学力になっていません。よって推薦枠を外れたら一般入試は絶望的、平成27年入試では信大の推薦合格を除くと、県外及び一般入試では長野高も深志高もそれぞれ2名しか受かっていないのです。深志高の2名の内の1名は東京医科歯科大の推薦入試、一般入試合格は何と今年度第1号ニュースで紹介しました碓井君1人だけでした。2年間SKCで鍛えた国語力が名古屋大の二次試験で功を奏したのです。今年はSKCの元会員2名が国立医学部に合格しています。合格までの「歩み」を第2号会員ニュースで紹介します。
26年の信大医学部の合格者の出身校一覧は6月の広告で書きました。都会の生徒たちには地域枠などありません。実力勝負の一般受験では県内の生徒たちは太刀打ちできない、教師も考えます。松本深志高校はここ数年で大きくカリキュラムを改善しました。その効果でしょうか?今年27年入試では東大・旧帝大・医学部3部門で現役合格者は長野高より上でした。(京大は同数)10年前は深志高でも長野高同様に英語のサイドリーダーを年間10冊くらい配布し全てテスト範囲に指定していました。それが5年前には半分程度になり3年前には廃止したのです。大英断!!サイドリーダー、SKCでは「昭和の時代の古い指導」と呼んでいます。英語の読みものです。長野高では月1冊のペースです。本来は「読み物」なので楽しんで読むもの、しかしその英語の読み物を楽しんで読める生徒が一体どれくらいいることでしょうか?楽しめる生徒はせいぜい3%程度、1学年で10人いるでしょうか・・・それでも学校の意図はよくわかります。多くの生徒は1000語レベルで入学している、どんどん語彙力を身につけていかないと全国のトップレベルには追いつけない、理屈は分かりますが9割の生徒たちは対応できません。しかし課題の提出を要求されテスト範囲に含まれる。よって行間に単語の意味を書き何とか訳そうと頑張っていたのです。深志高では生徒の負担が軽くなりました。定期試験、英語は平均点が20点以上アップしています・・・(以下略)