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高校受験の考え方

一般の塾・家庭教師の中学生の指導は言うまでもなく高校受験の指導です。高校に入れることが目的の指導なので確実に合格させるためにはと考えます。それに対してSKCは大学受験の指導塾、難関大学を目標にしている高校生を指導しています。長野高・深志高に入学し校内でトップレベルの成績を維持し難関大学に現役で合格させることを目標にしています。したがって当然指導方針・指導形態が異なります。高校受験対策はできるだけ小さくコンパクトにし高校入学までに高校生になって活躍できるようなしっかりとした準備をしておく!これが基本戦略です。

一般の塾・家庭教師との一番の違いはこの基本戦略にあります。一般の塾家庭教師は中1中2では英語数学が大切そして国語・理科社会と考えます。SKCでは中1中2中3いずれの学年からスタートしても5教科の基本は国語、その国語力を強化する学習から指導が始まります。そして定期試験の国語で結果を出させてから本格的に英語の指導が始まるのです。この国語力英語力の強化こそが高校生になってからの活躍の土台になるのです。一般の塾と異なり国語と英語の指導で問題集を使うような「お手軽」な指導はしません。解いて答え合わせ、答えを暗記して学力であるわけがない、自明のこと!基本は国語も英語も教科書、教科書をしっかりやります。数学は毎日コツコツ、平日は国語英語、週末は理科社会のイメージです。理科社会は本番で90点を確保します。問題集を大量に解かせる無駄はしません。国語力英語力は高校受験大学受験の区別はありません。将来難関大学受験を考えている中学生は高校入学の段階で高1高2レベルの国語力英語力を身につけさせたい、それができれば高校受験では国語英語はほとんど満点です。数学理科社会、この3教科はできるだけ省エネ勉強にしたい。この3教科はとりあえず高校受験までと考えるのが賢い生徒です。SKCの指導では「全国高校入試問題」などは使いません。

SKCの指導では数学は毎日の提出ノート、高校受験はこれだけで十分と考えます。テキストは学校で配布の問題集のみ、よって80点90点は狙いません。本番70点で十分と考えます。数学70点でも英語満点、国語理科社会90点であれば合計440点、これで高校受験は安心です。中学の数学と高校数学の共通点はこの70点の基礎の部分だけ、みなさん勘違いしています。中学で数学に多くの時間をかけて取り組んでも、高校数学に関係あるのは基礎の70点の部分のみ、数学のできる生徒は気をつけましょう。君は基本はできているので応用問題をやりましょう。思考力を鍛えておけば高校生になって役立つなどと言われ私立難関高校レベルの問題に取り組ませる塾があります。時間の無駄、中学の数学と高校の数学は別教科と考えるのが利口な生徒なのです。

長野高松本深志高入学の9割の生徒は中学の3年間塾に通い定期試験450点が目標でした。この生徒たちは勉強を頑張るただの「よい子」そして長野高深志高卒業時には「ふつうの子」で終わるのです。高校受験が目標の塾通いでは全国のトップ層とは入学の時点で大きく差が開いている、東大京大は全く届かない、一方医学部志望者は高校生になっても3年間定期試験を頑張り続け、信州大学医学部の推薦枠を獲得し晴れて医学部医学科合格の生徒もいますが狭き門、推薦枠を取れなければ一般受験での国立医学部医学科は極めて困難、3年間定期試験対応の学習では1次試験で9割得点は不可能なのです。そして「ふつうの大学」では納得できない生徒、また国立医学部医学科にこだわる生徒は浪人します。しかし1年浪人してどうなるものでもない、運よく信州大医学部の県内推薦枠を獲得できれば1次試験85%でも合格を手にすることができるのですが多くの医学部志望者は2年3年浪人する、これが現実なのです。SKCでは中学で勉強を頑張るよい子をうまく勉強する「利口な子」に変えて、長野高深志高でクラスで1番2番の「すごい子」にします。このすごい子たちが東大京大また国立医学部医学科に進学するのです。中学での勉強の選択で大学受験での結果が決まる、定期試験の負担を軽くして高校入学後の「準備」をする、本番は430点長野深志の合格者平均点で通過する、SKCの指導です。