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保護者の感想 中学生(信州大学附属中)

湯澤日南子(松本深志・現役)

中学からの継続会員は高校入学後4月の指導で志望大学を決めます。指導前にお母様が「夢があるようですよ」とおっしゃったことを記憶しています。さあ、どんな夢かな?ということで指導が始まりました。3人兄弟の3番目、お父様は整形外科の医師ですが、兄・姉は医学とは関係のない分野に進学しました。妹は医師の道を目指すと決めました。志望は信州大学医学部医学科です。信大医学部入試は県内推薦枠があります。校内推薦が取れれば一般受験に比べて格段に楽です。二次試験免除でセンター試験のボーダーラインが毎年83%程度、今年も83%だったそうです。推薦枠は各校4名、全員合格すれば翌年は1名増えて5名になります。今年は松本深志高4名全員合格、後輩に大きなプレゼントとなりました。その「推薦枠」を獲得するためには3年間定期試験を頑張らなくてはなりません。それは点数を追いかける学習のイメージ、SKCの指導とは合い入れません。信大医学部で県内枠推薦入試が始まって10年を経過しましたが、SKCの指導では今まで選択肢にありませんでした。とくに長野高・深志高では希望者は30名40名います。その定期試験を頑張る上位30人40人と競って勝てるなど考えられません。一番の理由は「英語」です。定期試験の範囲になるのは教科書そして授業では扱わない「課題」その課題の量が教科書の3倍4倍ある、それを全てやりきる(消化する)ことなど不可能に近いのです。その定期試験、深志高は3学期制で中間期末の2回ずつ、とてもシンプルで計6回です。それに対して長野高は2学期制で前期後期それぞれ名前を変え前期5回後期4回で計9回、ほとんど毎月定期試験です。これを追いかける指導などとてもできません。

SKCでは長野高の異常な課題の量、過酷な定期試験の実態を過去何度も「告発」してきました。考えたのでしょうか、現2年生より英語の課題が半減しました。SKCでは英語のサイドリーダーを「昭和の時代の古い指導」と呼んでいます。最も効率の悪い学習の代表なのです。深志高では湯澤さんの学年からその英語の「サイドリーダー」を廃止しました。よって英語のテスト対策がとても楽になりました。湯澤さん、高1では総合順位が100番に近い時が一度ありましたが年間を通して20番台の成績でした。あまり意識しなくても20番台でしたので、本気で狙えば校内1ケタは十分可能と判断し高2の秋から推薦枠獲得に向けて方針転換をしたのです。それをお母様にお伝えしたところ「えっ、4人ですよ」と反応がありました。長野高深志高では推薦枠の獲得はとても難しい、指導は当然一般受験で突破する学力を考えながらの指導になります。高2の11月の摸試で3教科総合学年トップを達成、高3最後の河合塾第3回記述摸試では英語校内4位・数学1位・理科2科目とも1ケタで理系総合校内トップ、信州大医学部A判定でしたので一般受験でも十分合格でした。湯澤さん、本当によく頑張りました。

娘は中学2年生より5年間SKCの指導を受け、信州大学医学部医学科に長野県内枠推薦入試で合格することができました。一般の塾のあり方に疑問を持っていた時にSKCと出会い、高校受験への対応というよりも、学習の姿勢や真の学力を身につける機会を子供に与えてやりたいと思い入会させていただきました。SKCでは中学生の目標は高校合格ではありませんでした。あくまでも目標は大学合格です。高校入学を目標とするとそこがゴールとなり燃え尽き、そこから大学受験へのモチベーションを上げてスタートを切るまでに時間のロスが出てしまうからです。中学の時は部活中心の生活の中で国語と英語に時間をかけて取り組み、数学理科社会は基本的には学校のレベルへの対応という学習でした。今から思えば数理社は中学の学習と高校の学習に連続性はそれほどなく国英は連続しているようです。特に疲れて帰宅してから取り組んだ毎日の辞書の学習は高校生になってからの学力の底力になっていたように感じております。娘は中学のころから古典の辞書学習も指導していただいていたので、高校で一気に難易度の上がる古典にも対応できていたように思います。SKCの中学・高校の一貫指導で「高校入試は楽に通過するもの」、「国英に力を入れながらの助走期間」として取り組んでいたので、入試終了後ゆっくりしている生徒さんのいる中、娘は入学後すぐに大学入試に向けてスムーズにスタートが切れました。高校入学のころの学力は、国公立医学部現役合格には遠いものでしたが、学校では授業を大切にして課題やテストに対応し、日々指導メニューをこなしているうちに、高校2年生の終わりには医学科を十分にねらえる学力にまで登ってきていました。これには親子共々びっくりでした。中学生から適切な指導を受け取り組めば、学力は着実に底上げされます。娘も高校生からの入会では時間が足りなかったかもしれません。中学生からの一貫指導が合格へ導いてくれたと感じております。親としては、学習に関しては先生に一任したらあとは、生活を整え、つかず離れずの距離感であたたかく見守ることがよいのかな、と振り返り書きながら思いました。大学入学がゴールではありません。これからの大学生活・人生の場面場面においても、SKCの指導を受けて頑張ってきたことはプラスになると確信しています。長い間ご指導いただきありがとうございました。