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高校生

難関大学受験対策

東大受験は文系・理系を問わず『英語』がキーワードです。日本の各界のリーダーを養成する使命を課せられた大学です。当然英語のできる学生が欲しい、東大を目指す高校生に対してのメッセージが入試問題に込められている。東大の英語は20年前と比較して大きく進化しています。英語が聞いてわかる、簡単な英語で思いを自由に表現できる、大量の英文を限られた時間内で処理できる、このように英語を音声言語として習得し、英語を訳さないで英文のまま英米人と同じように左から右へ読んで理解できる能力、このような本物の英語力を東大は求めている。TOEICで730点UPのレベルです。東大入試の大きな特徴は医学部を除けば半分プラス30点の得点で合格なのですが文系は数学で半分の得点が容易ではない、現役生は国語と社会で合わせて半分プラス20点が精一杯、英語で数学の不足分を補えれば合格なのですが、その東大が求める『英語』を克服するのが高校入学後の2年足らずでは大変厳しいのです。SKC入会の高校生新会員は皆同じことを言います。中学時代塾でのんびりと英語の問題集など解いている場合ではなかった。一方、理系は理科と国語で何とか半分プラス20点、よって英語が克服できない場合文系より配点の大きい数学の試験当日の出来次第で合否がきまるということになる。長野高深志高で東大理系合格者の増減幅が大きいのはこのためなのです。今年は当たった当たらなかったということになるのです。文系理系とも英語が一流ならば数学に頼らなくてもよい。高3の春にTOEIC700点、そして入試本番までに780点、SKCではこれを目標に指導しています。英語は試験当日の出来次第などということがないのです。過去には文3の合格者で、数学80点の配点で10点程度の得点で合格した会員もいました。英語は120点満点で90点を越えていたのです。東京大学は英語が一流ならば意外と簡単に突破できる、英語のできる帰国生にとっては『国語』を克服すればとても入りやすい大学、しかし定期試験で高得点をとりつづける学習では “東大英語” には対応できないなのです。

次に京大入試です。東大入試と比べて各教科10%~15%程度得点しやすい。それ故に1教科とも落とすわけにいきません。京大入試のキーワードは『数学』です。文系理系ともこの教科の出来で合否が決まります。他教科ではあまり差がつかない、これが京大入試の特徴です。また京大の英語は東大とは対照的です。20年前30年前と全く変わっていません。下線部を訳せ、日本語を英訳しなさい、単純です。まさに高校の授業の延長、語彙力と文法力を身につけ過去問を中心に問題演習するだけで対応できます。よって、定期試験対応の学習でも十分効果があります。ここが東大英語との違いです。平成27年入試では長野高2名、深志高も2名合格しています。長野・深志の上位の生徒なら十分対応できるのです。ただし京大英語は東大英語よりも単語のレベルが高い。京都大学はじっくり考えるタイプの学生、文系でも数学のできる学生を求めているのです。

一方、私立文系の入試は、問題のタイプは違いますが東大以上に『英語』の比重が高いのです。長野高・深志高で英語が上位20位(校内実施の全国模試)に入り、社会は日本史か世界史で校内上位の成績(こちらは定期試験)を維持すれば早稲田・慶應・上智は受かります。私立文系は英語ができれば簡単なのです。SKCの高校生会員は指定校がありますが、私立文系志望者にかぎり指定校以外からも受け入れています。ただし「早慶上智」を志望していることが条件です。