25年入試情報
医学部入試
医学部受験、今年SKCからの挑戦者はいませんでしたが3月6日昨年度の会員から信州大医学部医学科合格の知らせがありました。去年も信大医学部医学科挑戦でしたがセンター試験85%で前期試験は合格の可能性なし(2次試験の配点が低い)でパス、後期試験は2次配点が高いので逆転に望みをかけ挑戦しましたが届かず1年浪人することになりました。本人は東京の駿台予備校を希望しましたが気持ちが大きくなり危険なので(横浜・千葉・筑波の医学部を考えていた)地元の予備校で堅実に再挑戦する選択をさせました。現役時には理科のスタートが秋からになり間に合いませんでした。今年は予備校で理科中心に底上、秋以降には模試の結果も上向いてきたそうでセンター試験89%でした。今年のセンター試験は難化したので余裕で合格、予備校のセンターリサーチでは信州大医学部医学科のA判定は87%でした。信州予備校で医学部志望者は27人いたそうですが9割を越えたのは1人だけだったとか、ほとんどが信大医学部を希望しているはずですが実際に信大に挑戦したのは3人、合格はI君1人だけだったそうです。信大医学部前期試験は2次配点が小さいのでセンターで失敗すれば見込みがないので挑戦できないのです。1年浪人しても簡単には9割得点はできないということです。「医学部受験」のリンクに書いておきましたが国語が"壁"となるのです。数学と理科は浪人して真剣になれば伸びる、I君理科は物理と化学で受験97点と90点これで決まりました。現役時の国語・英語の9割得点の学力があっての「1浪合格」なのです。予備校の授業で国語・英語は簡単には伸びません。国立医学部志望者は特に現役時に国語の頑張りがないと浪人しても簡単に9割はとれません。信州予備校で信大医学部に前期3人しか願書を出せなかったのは今年は国語が特に難しくここで大きく減点したのでしょう。よって今年は優秀な現役生が強かったのではと推測します。
今年深志高では初めて校内で高2の2月にセンター対策のマーク模試を実施しました。英断です。医学部志望者にとってはとてもよかった、希望者だけでしたが理系で123名が受験していました。SKC会員の順位は3教科理系で123名中4位・23位・38位、3年次最終マーク模試では3名とも10位以内に入っているでしょう。3名とも信州大医学部医学科志望です。医学部志望者にとってセンター試験対策のマーク模試はとても重要です。長野高でも高2生の「センターチャレンジ」に変えて1月には高2生に合わせた「高2マーク模試」を受験させるべきです。