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令和7年・第1号(2/3)

オンライン講座を受講していた・・・

2月3日は節分、冬から春への「季節の変わり目」ですが、昨年2024年がうるう年であったことから本年は本日2月3日が立春、春の始まりです。さて、SKC長野事務所は2020年のコロナ騒動から4年、会員募集を控えてきましたが令和6年第4号会員ニュースでお知らせしましたように、昨年10月より指導対象を小学5年生6年生まで拡大し新たな挑戦をすることになりました。そしてHP上に新設した「小学生の窓」で実際に指導を受けている6年生Kさんの指導の感想を紹介しました。そのKさんも4月から中学生、コロナが始まった時はまだ小学校の低学年、世の中の風景が大きく変わりました。一番は「マスク姿」でしょう。マスクを外せない方々が・・・この風景はいつまで続くのでしょうか??

今年は新年早々大きく報道されましたが、40年以上の歴史がある東京の大学受験予備校が突然教室を閉鎖したのです。少子化とコロナの影響で受講生の数が減少し教室の維持が困難に・・・当事務所でも「対面指導」ということで大きな影響を受けましたが、幸い小規模の事務所で講師を雇用していませんし教室も持っていませんので乗り越えることができました。ただし、この4年間で進学実績を伸ばすことはできませんでしたが・・・そして今年2025年を再チャレンジ元年と位置づけ、会員募集に力を入れ大きく変わった地方の塾環境の中で、SKCの指導の原点である「対面指導」の利点を最大限生かしチャレンジします。

コロナの影響で地方の塾でも大きな変化が起きています。オンライン授業の導入です。 当事務所にも都内にある大手予備校のオンライン授業の紹介パンフレットが届きます。採用しないかというお誘いです。かねてからSKCで発信していることですが授業形式の指導は一律なので効果はあったとしても部分的です。直近では「名門会」からのお誘いがありました。東京では実績のある家庭教師派遣の塾です。オンラインで個別指導が受けられるのです。個別で指導が受けられる点では、SKCと指導形態は同じなのでライバルです。一流大学生講師と社会人プロ講師による「完全1対1オンライン個別指導」という触れ込みですが大学生講師と社会人講師との差は歴然です。またプロ講師もレベルは様々です。「学習塾を経営されている皆様へ」で始まり、中学受験高校受験で貴塾を巣立ってしまう生徒たちを大学受験までサポートできます!「名門会オンライン」本システムの導入で貴塾の合格実績と売上UPにつなげます・・・という案内状でした。

オンライン指導、県内でも導入されている塾もあるでしょう。「手取り足取り」という表現がありますが、中学生の段階では対面での指導が必須、例えば提出ノートでのノートの使い方、新会員のノートを見ると3教科とも本当に「無駄」が多い、時間の浪費をしています。詳細はHP上「中学生の窓」のトップで解説しています。毎日のことなので学習時間の短縮は効果絶大です。また英語の音声面での指導においては対面の指導が絶対条件です。オンライン指導、映像での遠隔指導では限界があります。

実は1月の「共通テスト」終了後でしたが、浪人生の保護者から「問い合わせ」の電話がありました。国立医学部を目指しているが、浪人生でも指導は可能でしょうか?浪人してオンライン講座を受講していたけれども・・・という相談です。可能ですがオンライン講座をやめることが条件です、とお答えしておきました。オンライン講座の実態についてコメントはしませんでしたが、講師は実にうまく解説します。よくわかる、さすがプロ!確かに理科数学では理解が進み一定の効果はありますが、国語英語では授業が「わかる」ことと自分が「読める」ことでは次元が違います。国語では地道に「語彙力」を強化し、読むトレーニングを重ねる以外に国語力UPの道はありません。さらに英語では「文法」の学習が加わります。文章の組み立てが瞬間的に理解できるようになったら、英語の語順で訳さないで読むトレーニングを続ける、やがて英文が「訳さないで読める」ようになる、これらの学習の「手順」をきちんと説明できる講師は極めて少数、これが現実なのです。