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学校の予習

進学校に入学すると最初の授業で強調されるのは予習です。内容も難しくなりスピードも速くなるので予習をしないと授業についていけない、つまり予習を前提に授業が進むのです。教師は予習が大切と言います。そして予習のやり方を指導します。長野・深志に入学した生徒たちはみんな"よい子"です。教師の指導通りに予習をします。英語では教科書本文の全訳を求められる。また高校から古典が本格的に始まります。古文ではノートに教科書の本文を写し行間に品詞分解・下段には訳文を書いて授業に出ます。これは英語以上に大変です。しかし入学当初はほとんど全員が指導通りにやっています。やっていないと授業で困る、当てられ一文ずつ訳すのです。答えられないとやっていないのかと責められる、みんなの前で恥をかきたくない、中学では優等生だったのです。予習は未習の勉強、それゆえ真剣に取り組むととても時間がかかる。気がついたら夜中の12時を過ぎている・・・しかしまだ終わらない。進学校に入学した生徒たちの多くが日々大変な苦労をしている。その現実をリアルに表現してくれたSKCの先輩会員の文章を紹介します。一昨年ポプラ社の小説大賞を受賞し作家デビューしたAさんが深志高校2年の春SKCに入会、その直後に書いた指導レポートの一節です。

私は高1の1年間、学校の予習、復習、課題をひたすら頑張ってこなしてきました。しかし予習をするだけで寝る時間がなくなってしまい、結局授業で眠くなってしまったり、家に帰ってからも眠くて勉強にならなかったりしてしまい成績は思うように上がりませんでした。”どんなに頑張っても報われない”、でもやらなければ皆においていかれてしまう。そんな思いから次第に勉強が嫌になり机に向かうのが苦痛になっていました。そんな時SKCのお話を聞き両親と話し合った結果、今の状況から抜け出すためにSKCに指導して頂くことになりました。第1回の指導で私は今まで自分のしていた勉強に多くの無駄があったことを思い知らされました。特に英語に関しては、今までの勉強が定期テストの"その場しのぎ"であって・・・

予習は授業の準備にすぎない。準備は短く手早く済ませたい。伸びる生徒伸びない生徒、どこで差がつく?授業では差がつかない。それは家庭学習です。準備は最低限にし授業に集中し理解したらしっかり復習に時間をかけたい。復習して定着させる、定着させてこそ学力なのです。教師の言いなりで予習中心の生徒は毎日の復習が十分にできずテスト前にまとめての定着作業となりほとんど丸暗記の勉強になっている。これでは真の学力にならない。SKCでは高校生の毎日の学習の流れである ①準備・②理解・③定着 この学習サイクルの見直しから指導が始まります。予習はできるだけコンパクトに!! これがSKC会員の合言葉です。