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英語体験指導

Kさんの感想

Kさんの教科書指導、中学生の指導よりも「ていねいに」ということで当然スピードはゆっくりでした。小学生の体験指導トップバッターでしたので、一つ一つ理解できているかを確かめながら「体験させてもらう」指導でした。SKCの中学生の指導では中2中3で入会の生徒でも中1の教科書のUnit1より始めます。中2中3の生徒であれば中1の教科書は簡単!です。大半の中学生会員は校内上位の生徒なので、心中は「え~、中1からやるのですか?」しかし実際に指導が始まるとすぐに納得!です。一般の塾ならば成績上位の中2中3生が、中1の教科書に戻ることはありません。しかしSKCの指導のレベルになると中1の教科書が簡単ではないのです。教科書本文の理解は一文ずつ日本語に訳して確認します。ここまでは同じです。例えば Thank you.中1の教科書ですぐに出てきます。学校また一般の塾では「ありがとう」と訳して通過します。SKCの指導ではその訳は、、、ここからが学校・一般の塾家庭教師と大きく異なるのです。

ここで実際にKさんの指導を再現してみます。Thank youを「ありがとう」と訳すのは表面的な理解で「意訳」と呼んでいるのだけれど、この言葉、知らないよね?では辞書で調べてみようね(国語の辞書を準備してもらっています)意味を訳すと書くのよ。はい、読んでみて!原文の一字一句にとらわれず・・・そうなの、文全体の意味に重点を置いて訳すことなのね。最後に反対の言葉が書いてあるよね。そう「直訳」この言葉は聞いたことあった?反対だから、一語一語にこだわって・・・ということなのね。SKCの指導ではこの直訳を求められるの。一語一語の意味が正確に理解できている、これが文章の「完全理解」の始まり、次回の指導の前に最低1ページは直訳できるように準備してくれるといいけどね!

この直訳での理解は、次のステップ「文の組み立て」を理解する学習、文法の学習に進むための入口なのね。次にやることを説明するね。文法の学習の第一歩、それは「品詞」の理解なの。品詞、聞いたことあるかな?では品詞、辞書で調べてみようね。はい、読んでみて!単語が持つ機能・役割ごとに分類・・・そうね、品詞が分かるとその単語が文中でどのような役割をしているのかが分かるということ。ここで実際に少しやってみようかな! Thank you 「ありがとう」と訳したけれど、それは意訳ということは分かったよね。では直訳を考えてみようか。まず Thankこの単語の品詞と意味を確認してみようね、単語の横に動と書いてあるけれど、これは辞書の最初にある文字記号で確認すると動詞のことなのね。意味は、感謝する、知っていた?you については今日は説明しないけれど、thankの意味をもう一度確認すると「・・・に感謝する」となっているので、ここでは「あなたに」と訳そうね。そうすると訳は「あなたに感謝する」となるのね。ところでthankは動詞と確認できたけれど、ここで1つ教えるね! 英語では文の頭、つまり文頭が動詞で始まる文章は「命令文」と呼ばれているのね。今日はSKCの中学生の英語指導で使う文法書を用意したので、命令文の説明を読んでみようね。はい、このページで最初の2行を読んでみて!誰かに何かを命令する場合、動詞の原形で表現します。また、日本語の場合と同じように主語のない文章となります。次のページの最初の1行も読んでみて!命令文は必ず目の前の相手に話すものですから、文章の主語は you です。そうね、この1の例文、窓を閉めなさい。Close the window. Close の前に you が省略されているのが分かるよね。ではThank you の場合は?これは例外で主語の I が省略されているのね。ただし I thank you という表現もあるのよ。私、あなたにとっても感謝しているのよ。こんな感じかな・・・

6回の体験指導が終わり、学校と学び方が違う事が分かりました。まず1回目の体験で、英語は音が重要だと教わりました。そして英語の辞書学習(今回の体験指導では中学生レベルの英和辞典を支給)からスタートしました。先生にAから発音テープを作ってもらい一週間がんばりました。今まで発音を意識してなかったので、カタカナ発音になっていることに気づきました。2回目の体験で単語の発音の確認をしました。まだ発音がよくなかったので、途中でSTOPしてしまいました。自分的にはもっと出来ると思っていたけど、できなかったので反省しました。3回目の体験ではAの発音テストでふせんがかなりはずれて、うれしかったです。さらにBも始まりました。4回目の体験では、Aの残りをやったけど3回まちがえてしまったので、AはSTOPしBはまだ自信がなかったので、次回に保留しました。次に教科書の文をどのように進めるかを学びました。品詞という言葉を教わりました。品詞を意識しながら学ぼうと思いました。5回目の体験ではAとBの単語テストから始まりましたが両方ともひかかってしまったので、あまり進みませんでした。単語学習のキーワードは、イメージが大事と教わったので、意識しながら進めようと思いました。6回目の体験は、辞書学習で残っていたAの単語がすぐに答えられず、次回に保留となりましたが、BはOKをもらえてうれしかったです。
この指導体験で正しい学習法を身につければ学力がつくと教わったので、がんばってみたいと思いました。